海外旅行は治安の良い国に行きたい。安心できる国を旅先として選びたい。そんな風に思う方も多いのではないでしょうか。正直皆さまご存じの通り日本程安全な国は他にありませんが、海外の中で探すのであれば北欧は選択肢の一つとしてあがるでしょう。近年物騒な事件を耳にすることも増えてはいるものの、やはり世界中の国で比較すれば北欧は安全と言えると思います。ヨーロッパならではの雰囲気を楽しみながら、心穏やかに過ごせるのはとても魅力的です(もちろんスリリングな旅行もそれはそれで楽しいけれど)。今回の記事では本ブログ「北欧テレポート」調べで、日本人との遭遇率の高い北欧四か国をランキング形式で紹介します。必ずしも治安とは比例しませんが、異国の地で日本人に合った時の安心感はやはり嬉しいものです。そもそも人がいない自然あふれるスポットだと比較が難しいので、都市部に限定して紹介します!
日本人と遭遇しやすい北欧四か国 第3位 オスロ(ノルウェー)
第3位はオスロ(ノルウェー)です。残念ながら日本人との遭遇率は四か国の中で最下位でした。オスロはムンク美術館を始め、芸術を楽しめるとても素敵な街ですが、日本人が観光地として選ぶことは少ないように感じます。過去に旅行していても一度も遭遇したことがありません。どうしてもノルウェーに行くとなるとフィヨルド観光がメインとなり、オスロ市街はおまけで訪れるパターンが多い印象です(実際旅行会社のパッケージもそんなプランになってます)。とはいえ治安も良く旅行先としてはとてもおすすめのオスロ。日本人は全然いないけど、むしろ観光地に日本人はいない方がよくて、でも安全な旅行先を探しているのであれば、むしろ一番おすすめかもしれません。
日本人と遭遇しやすい北欧四か国 第2位 コペンハーゲン(デンマーク)&ストックホルム(スウェーデン)
第2位はコペンハーゲン(デンマーク)とストックホルム(スウェーデン)です。この2つの街は日本人が多いというよりも観光客が多いです。必然的に日本人もいます。ただものすごく多いというわけでもなく、どこにでもいるから何かあったら助けてもらえて安心!という程ではないです。デンマークはヨーロッパ旅行の経由地に選ぶ人も多いと思います。コペンハーゲンはコンパクトな街なので人が集まる場所も限られており、その中から日本人を探すのは不可能ではないかなって感じです。ストックホルムも似ていて特にガムラスタンは人が多く、ツアーできている人もたくさんいます。世界一細い道の周りで遭遇することもちらほら・・・。ただどちらも安定しているという程ではないことは念押ししておきましょう。世界有数の観光地とはいえ、北欧に訪れる人は全体の旅行者の中ではかなり限られています。たまに見つけてほっこりって感じですね。
日本人と遭遇しやすい北欧四か国 第1位 ヘルシンキ(フィンランド)
堂々の第1位はヘルシンキ(フィンランド)です。これはもう圧倒的です。(少し言い過ぎかもしれませんが)観光客の中でも日本人が多いまであります!フィンランドが日本人に人気な理由数多くあります。ぱっとあげていくと・・・
- ムーミンが人気
- マリメッコが人気
- イッタラ・アラビアの食器が人気
- サウナブーム
- 映画「かもめ食堂」を見て
- ヨーロッパの中で一番近い
この辺りが動機の方は多いと思います。実際サウナに行くと複数組の日本人と遭遇しますし、街中ではRavintola KAMOME(ラヴィントラかもめ)に向かう女子旅グループとすれ違うことも多々あります。以前までは食器やテキスタイルブランドのお洒落なイメージから女性の観光客が多い印象でしたが、近年のサウナブームでフィンランドの本場のサウナを体験したい!という男性も増えているようです。フィンランド人は日本人と国民性が似ているなんて話もたびたび話題にもあがりますし、そういった感覚から親しみやすく訪れやすさにも繋がっているのかもしれません。フィンランドに行ったら一度は訪れたいムーミン美術館(ヘルシンキではなくタンペレにあります)でも日本の方が働いていたりと、そのまま永住したくなる魅力も溢れています。北欧に限定せず、ヨーロッパ旅行の中でも一番安心して訪れることのできる国は間違いなくフィンランドでしょう。
結論:どこもおすすめ
ここまでランキング形式で紹介してきましたが、個人的にはどこもおすすめです。日本人のいる安心感という意味ではフィンランドは群を抜いていますが、他の国も基本的にみんな優しい印象があります。実際現地でのやりとりはすべて英語となりますが、英語が喋れなくても翻訳アプリさえあれば全然なんとかなるので、日本人を探して助けを求めなきゃというシチュエーションはそもそも訪れません(この記事その存在意義は・・・?)。行ってみたい国行きましょう!
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